私達は「砂」で作られたものに囲まれて生活をしています。
コンクリート、アスファルト、硝子、スマホのシリコンチップなどは「砂」からできています。
そんな砂にも「山砂」「海砂」「川砂」「砕砂」など様々な特徴があります。
【川砂の特徴】
「川砂」とは、川や河川などの流れの中で自然に磨かれた砂のことを指します。特徴としては、
形状が丸みを帯びている:川砂は、水流によって磨かれることで、角ばった部分が丸みを帯び、滑らかな形状になります。粒度が揃っている:川砂は、水流によって粒度が揃っています。そのため、建築資材などに利用されると、均一な強度を持った製品を作ることができます。
耐久性が高い:川砂は、天然の砂利や砂と比べて、水分を含んでも割れにくく、耐久性が高いため、建築資材やコンクリートなどに利用されます。
色がきれい:川砂は、磨かれることで、美しい色を持ちます。そのため、庭園や水槽などの装飾用としても利用されます。
安定性がある:川砂は、水流の影響を受けやすい場所で採取されることが多いため、不純物が少なく、安定性が高いとされています。
【海砂の特徴】
「海砂」は、海岸や海底で発生する砂で、陸地で見られる砂とは異なる特徴を持っています。 丸い形状:海砂は、波や潮流などの力によって削られたり丸められたりして、陸地の砂と比べて丸みがあり、形状が多様です。また貝殻などの不純物を含んでいます。 粒度:海砂は、平均的には粒度が細かく、陸地の砂よりも細かいものが多いです。ただし、地域によっては、海砂の粒度が比較的粗い場合もあります。 着色:海砂は、鉄分などの鉱物によって着色されていることがあります。たとえば、ハワイの砂浜は、黒い砂が多いことで知られています。 成分:海砂は、陸地の砂に比べて、シリカやカルシウム、マグネシウムなどの鉱物が多く含まれています。
【山砂の特徴】
「山砂」とは、山岳地帯で風化や水流によって形成された砂のことを指します。特徴としては
形状が角ばっている:山砂は、風化や水流によって角ばった形状をしています。そのため、川砂と比べると粒子同士の隙間が多く、建築資材に利用する場合には、別途篩い分けなどの加工が必要になることがあります。
粒度がバラついている:山砂は、地層の違いや風化の程度によって、粒度がバラついています。そのため、建築資材を作る場合には、均一な粒度にするために篩い分けなどの加工が必要になることがあります。
耐久性が高い:山砂は、川砂と同様に耐久性が高く、建築資材やコンクリートなどに利用されます。
色が地味:山砂は、一般的に川砂に比べて色が地味で、白色や黄色などの明るい色合いは少ないです。しかし、地域によっては美しい赤褐色の山砂が採取されることがあります。
安定性が高い:山砂は、川砂に比べて不純物が少なく、安定性が高いとされています。ただし、地層の違いや採取場所によっては、不純物が混ざっていることもあります。
ちなみに私は「淀川の川砂」が好きです。
皆さんはどんな砂が好きですか?